ホーム>華僑華人

第四回名古屋中国春節祭開催

 恋しや故郷 懐かし父母 夢路にたどるは 里の家路…『旅愁』
 春節とは旧正月をいい、中国の最も重要な祝日で、家族団欒して華やかに過ごす習慣がある。海外に住む多くの華僑華人も旧正月を迎え、いろいろな形で春節を祝い、古里を想う。日本中部では2007年に第一回名古屋中国春節祭が開催し、今年は第四回目となる。
 2月5日、晴れやかな天気に恵まれ、第四回名古屋中国春節祭が名古屋中心地の久屋大通公園で盛大に開かれた。中国駐名古屋総領事館の張立国総領事、愛知県の神田真秋知事、名古屋中国春節祭実行委員会の王立保委員長等が開会式に出席し、新春挨拶された。
 春節祭では中国伝統音楽や民族舞踊、そして定番の獅子舞が演出され、観客から拍手や歓声がやまない。湯気の立ちあがる熱々の包子や餃子などに舌鼓し、中華小吃の店をはしごして、食べ比べる人も多く見られる。中華屋台と中華物産、文化ブースを挟んで観光ブースがあり、愛知万博を思い起こさせる「2010上海万博」コーナーが展示され、関心を呼び寄せた。
 冬の寒さが残る中で、朝から沢山の人々が春節祭会場に詰め掛け、活気あふれる中華の雰囲気を満喫した。

第四回名古屋中国春節祭
第四回名古屋中国春節祭開幕式典

第四回名古屋中国春節祭会場を見渡す愛知県の神田真秋知事
会場を見渡す愛知県の神田真秋知事

第四回名古屋中国春節祭
民族舞踊(傘舞)

第四回名古屋中国春節祭
獅子に頭を噛まれると幸運に恵まれる

第四回名古屋中国春節祭
賑わう中華屋台

第四回名古屋中国春節祭
観光ブースの前