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真夏日の鳥羽でカジキ釣り大会

第14回鳥羽ビルフィッシュトーナメント国際大会
7月31日に釣った最大カジキ(重さ154キロ)

 7月31日と8月1日の二日間にかけて鳥羽の沖で「第14回鳥羽ビルフィッシュトーナメント国際大会」が開かれた。県内や愛知、静岡、広島など計45チームの約200人が参加し、鳥羽沖約30キロの大海原で豪快なトローリングが繰り広げられた。大会初日だけで47本のカジキがつり上げ、二日間で計66本の釣果は大会史上もっとも多いと言われる。
 海の資源や環境保全のため、大会の前日に鳥羽市中之郷桟橋で、マダイの稚魚約4千匹を海に放流した。今大会では釣ったカジキを中之郷岸壁に設けた検量場に次々と持ちこむ一方で、カジキを船に揚げずに、生きたままタグと呼ばれる認識番号を背中に付けて放流する「タグ&リリース(標識放流)」の得点方式も採用され、資源保護の認識を一段と高められた。

第14回鳥羽ビルフィッシュトーナメント国際大会
大物カジキを鳥羽市中之郷岸壁にあげる

第14回鳥羽ビルフィッシュトーナメント国際大会
8月1日に釣った最大カジキを前に(重さ171.9キロ)